学生や子育て中の母親ら幅広い世代が参加する市民団体「未来のための公共」が11日、東京・渋谷駅の
ハチ公前広場で「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案に反対する集会を開き、学者や野党
議員らが「共謀罪は平成の治安維持法になってしまう」「なんとしても廃案に」と訴えた。
主催者によると約4千人が集まり「民主主義を取り戻せ」「監視されない権利」などと書かれたプラカー
ドを掲げた。社会学者の宮台真司さんは「情報ネットワークを利用し、人の弱みをつかんで操ることにも
なり得る」と法案を否定。民進党の菅直人元首相は「日本は秘密警察国家になろうとしている」と批判した。
http://jp.reuters.com/article/idJP2017061101001268