大作ししゅうの神宮 高校生が大分・宇佐市に寄贈
大分県宇佐市の県立宇佐産業科学高校生活デザイン科の3年生たちが、宇佐神宮を題材に縫い上げたクロスステッチを市に贈った。
クロスステッチはししゅうの技法のひとつで、「バツ」の形に縫い針を刺して図案をつくる。
2019年に当時1年生だった約20人が制作を始め、同年秋に新潟県であった「全国産業教育フェア」に出展した。
作品は縦173センチ、幅267センチ。全体を22パーツに分けて縫い上げ、最後につなぎ合わせた。
糸をかえるタイミングが難しく、根気のいる作業だったという。
1月25日の寄贈式で、植木友梨さんは、「市役所に飾ってもらい、たくさんの人に見てもらえたらうれしい」と話した。本庁舎3階の応接室に飾られる。(大畠正吾)
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