2025.06.13
幕末に来日したアメリカ人が驚愕した「日本人の性の奔放さ」…「全裸」の女性が街じゅうを歩いていた
裸はセクシャルなものではなかった
さらに、英語教師として来日したアメリカ人女性アリス・ベーコンは、こう書き残している。
1888(明治21)年ごろの夏、ベーコンはある海岸に立っていた。すると、海の中から全裸の女性が現れたという。その女はベーコンには頓着せず、全裸のまま砂浜で手ぬぐいで体を拭きはじめた。
すると、そこに女の友人らしき男が現れたのだ。ベーコンは「女はどうするんだろう」と注視していたが、女は特になにもしなかった。
そのまま悠然と裸体を拭きながら、男に挨拶したのだ。
男はどうしたかと言えば、これも何事もなかったかのように、全裸の女をじろじろ眺めることもなく、平然と世間話をし続けたという。
これらの話から、江戸時代頃の日本人にとっては、裸は別にセクシャルなものでも何でもなかったことがわかる。
江戸時代の春画を見れば、登場人物の多くが服を着ている。
つまり、全裸じたいは別に珍しくもなかったわけだ。
それよりも裸体と着物との対比や、登場人物たちがどのように性の営みをするかが重要だったのだ。
以下ソース
https://gendai.media/articles/-/153257?page=2