【台北、北京時事】11日の日本の参院本会議で、世界保健機関(WHO)総会への台湾のオブザーバー参加を認めるよう関係各国に呼び掛ける決議が採択されたことを受け、台湾外交部(外務省)の欧江安報道官は同日、談話を発表し「心からの歓迎と感謝」の意を表した。
欧氏は「日本の参院が決議という形で初めて、台湾が国際組織に参画することへの断固とした支持を示した」と指摘。その上で、「台湾は今後も日本や理念の近い国と手を取り合って協力関係を深める」と強調した。
一方、在日中国大使館は11日、「中国内政への公然たる干渉だ。中国は強烈な不満と断固とした反対を表明する」との報道官談話を発表した。既に日本側に抗議したという。
談話は「台湾問題は中国の内政で、いかなる外部の干渉も許さない」と主張。「台湾問題を利用した内政干渉をやめ、中日関係をさらに損なわないように日本に促す」と訴えた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021061101004&;g=int
欧氏は「日本の参院が決議という形で初めて、台湾が国際組織に参画することへの断固とした支持を示した」と指摘。その上で、「台湾は今後も日本や理念の近い国と手を取り合って協力関係を深める」と強調した。
一方、在日中国大使館は11日、「中国内政への公然たる干渉だ。中国は強烈な不満と断固とした反対を表明する」との報道官談話を発表した。既に日本側に抗議したという。
談話は「台湾問題は中国の内政で、いかなる外部の干渉も許さない」と主張。「台湾問題を利用した内政干渉をやめ、中日関係をさらに損なわないように日本に促す」と訴えた。
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