![首相秘書官の差別発言「包摂とほど遠い官邸の空気」 立憲・泉代表 [きつねうどん★]->画像>2枚](https://www.asahicom.jp/imgopt/img/f11fb1e164/hw414/AS20230204001955.jpg)
記者団の取材に応じる立憲民主党の泉健太代表=2023年2月4日午後2時50分、徳島市、笹川翔平撮影
立憲民主党・泉健太代表(発言録)
(荒井勝喜・首相秘書官が性的少数者や同性婚をめぐって差別発言をしたことについて)「隣に住んでいたら嫌だ」などという身近な生活にたとえての発言は、社会を分断に陥らせる極めて問題のある発言だ。一人の秘書官の姿勢が、他に伝播(でんぱ)している可能性は否定できない。首相官邸の中の空気が、多様性や包摂とはほど遠いものになっているのではないかと懸念する。
これまで岸田文雄首相は同性婚や(選択的)夫婦別姓について、後ろ向きな答弁をしてきた。「多様性を認め合う包摂的な社会を目指す」と言うなら、同性婚や夫婦別姓を認めるべきだ。国会では首相自身が自らの考えとして、自らの内閣として、同性婚や夫婦別姓に前向きなのか、後ろ向きなのか、問うていきたい。首相には「包摂」や「多様性」が何を指すのか、明快に答弁してもらいたい。(徳島市で記者団に)
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