https://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20180604/4040000564.html
(リンク先に動画ニュースあり)
「スマート田植え機」実証実験
06月04日 21時46分
田植えをしながら水田の栄養状態や必要な肥料の量などの必要なデータを集めることができる「スマート田植え機」の実証実験が鳥取市で行われました。
この実証実験は、鳥取大学や農業機械メーカーなどが去年から3年間の計画で進めていて、きょう(4日)は鳥取市内海中の3.5ヘクタールの水田で実験の様子が公開されました。
実験が行われた「スマート田植え機」はイネの苗を植えながら土の栄養状態や深さをセンサーで計測し、必要な肥料の量を計算することができます。
さらに、肥料をまいた場所や、その量のデータも蓄積されることから実際の収穫量とつきあわせて分析していくことで、将来的には人工知能を搭載した自動田植え機の開発につなげたいとしています。
鳥取大学農学部の森本英嗣准教授は「農家が持っている感覚をデータ化することで、田んぼの状態に応じて無人でもきめ細かな作業ができる機械を開発していきたい」と話しています。