https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47625040S9A720C1LX0000/
日産や熊本市、被災時にEVを電源に活用
2019年7月22日 16:41
日産自動車と自動車販売の熊本日産自動車(熊本市)、日産プリンス熊本販売(同)は22日、熊本市と電気自動車(EV)を活用した持続的なまちづくりに関する連携協定を結んだ。地震や台風など自然災害で大規模停電が起きた場合に、避難所などで日産のEV「リーフ」を電力源として活用する。
大停電の際に試乗車19台を避難所などに振り向ける。熊本市は「熊本地震の経験と教訓を生かした防災力の向上事業」として、国から2019年度の「SDGs未来都市」と「自治体SDGsモデル事業」に選定されている。
日産自動車の星野朝子副社長は「このような包括的な締結をするのは初めて。今後も国内の都市と結んでいきたい」と話した。