https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190802-00328600-rccv-l34
県は、ことし4月、三原市の沼田川で見つかった人骨が、20年前の豪雨災害で最後の行方不明者となっていた
男性のものと確認されたと発表しました。
1999年に起きた「6・29豪雨災害」では、広島市や呉市などで31人が死亡したほか、当時賀茂郡河内町中河内に
住んでいた勝冶孝治さん64歳が運転中、道路が崩壊した場所で車ごと川に転落し行方が分からないままとなっていました。
県や警察によりますと、今年4月20日、三原市の沼田川で、干潮時に友達と遊んでいた女子中学生が人骨を見つけ、
母親が警察に通報。
その後、DNA鑑定で勝冶さんのものと確認されたということです。
人骨が見つかったのは勝冶さんが転落した地点からおよそ25キロ下流だったということです。
最後の行方不明者、勝冶さんの死亡が確認され、「6・29豪雨災害」の死者は、32人となりました。