同基地が公式フェイスブックで明らかにした。基地では現在、部隊を感染させずFCLPに送り出す「重大な努力が行われている」とし、訓練参加者が全て出発するまで警戒レベルを維持すると表明。国内の感染状況が改善し、基地内でも感染者が出なければ6月8日からは通学・通園できる見通しも明らかにした。
FCLPは5月14日~6月10日の予定で、同部隊のパイロットは空母にウイルスを持ち込まないよう2週間の隔離を経て岩国基地を順次出発している。訓練後は硫黄島付近の艦上で空母着艦資格取得訓練(CQ)に臨み、原子力空母「ロナルド・レーガン」に乗船して西太平洋を巡航する。
岩国市では5月7日に市立小中学校が再開したが、同基地は軍人や軍属の子供が基地外の学校に通うことを禁じ、日本人の基地従業員や取引業者に対しても子供の通学を自粛するよう要請している。市教委は基地からの要請による欠席を「出席停止」として病欠などの「欠席」と区別し、不利益にならないようにしている。【古賀亮至】
https://mainichi.jp/articles/20200521/k00/00m/040/210000c
![【米軍】岩国基地、6月7日まで通学自粛要請を継続 訓練参加者全員出発まで警戒 山口県 [ガーディス★]->画像>2枚](https://cdn.mainichi.jp/vol1/2019/11/29/20191129k0000m040369000p/8.jpg)