新型コロナのワクチンをめぐって、伊豆市の菊地豊市長と小山町の池谷晴一町長が4月、医療従事者枠で接種していたことが明らかになりました。
<伊豆市 菊地豊市長(62)>「すでに一回目の接種をしています。医療従事者枠の4月下旬の時にやっています。いろいろな意見もあると思うが、危機管理の観点からその枠を使うことは問題ではないだろうという判断です」
伊豆市の菊地豊市長は市内で医療従事者のワクチン接種が始まった翌日の4月27日に副市長とともにワクチン接種を受けていました。菊地市長は雨が増える6月を前に「危機管理を考えた」と説明しましたが、市民には公表していませんでした。
<伊豆市 菊地豊市長>「正直思いが至らなかった。あえて言う必要もないのではないか」
また、小山町の池谷晴一町長(71)は4月23日、医療従事者枠のワクチンが接種最終日に7人分余ったことから、副町長と教育長、ワクチン接種の担当者とともに接種しました。小山町は「危機管理の観点から判断した」としています。
静岡放送(SBS)
https://news.yahoo.co.jp/articles/38acc9bc70883fa636fd4751d1b2de82d1598895