明治~昭和までの往時の奈良の風景を写真で紹介する「古都奈良の情景~明治・大正・昭和時代」が奈良市二条大路南の奈良市美術館(イトーヨーカドー奈良店5階)で開かれている。8月13日まで。
奈良市が来年、市制120周年を迎えることを記念して、奈良市の120年の歩みに関心を持ってもらおうと同館が主催。
館内には、明治時代の猿沢池や東大寺、昭和中期の近鉄奈良駅や三条通りなどの商店街、国鉄時代に奈良の街を走っていたSLなど、懐かしい奈良の風景写真339枚がずらりと並ぶ。閉園した「あやめ池遊園地」や「奈良ドリームランド」のパンフレットや絵はがきなども展示されており、奈良の120年の歩みをじっくりと感じることができる。
同館学芸員の説田晃大さんは「親子で来館して昔の奈良について話し合ったりしてその歴史を感じてもらえれば」。京都府木津川市の小学校教諭、西村徹さん(55)は「ずっと住んでいた街なので、頭の中に今の風景を思い浮かべて、昔との違いを見つけたりすると面白い」と話していた。
開館時間は午前10時~午後5時半。観覧料は一般300円。月曜休館。8月6日と同13日には学芸員の作品解説がある。
以下ソース:http://www.sankei.com/region/news/170728/rgn1707280065-n1.html(産経ニュース)