http://blog.livedoor.jp/masashimotegi-magazinehouse/archives/cat_751582.html ↓転載↓
首謀者・京瀧映美氏の犯罪
masashimotegimasashimotegi Comment(1)
大手出版社のマガジンハウスがなぜ、捏造本の出版という反社会的な行為に手を染めたのか。
この事件は、たったひとりの女性による悪事が、出版社を含む多くの人を巻き込み、
ついには、命を失う犠牲者を生む、という奇妙なものだった。
それはまるで、1枚のドミノが倒れることで多くのドミノが倒れていく、
ドミノ倒しの様でもあり、あるいは、小さな悪性腫瘍が転移、
進行することによる死に至る病のようでもあった。
首謀者は、ハンガリーの日系企業で働き、後に現地で独立した、京瀧映美という女性である。
同氏が、クラーラさんの自叙伝を捏造して出版するというアイデアを思いつき、
それを、知り合いのライターに持ちかけ、そのライターは懇意にしている
出版社に企画を提出し、そして、出版社はその企画にゴーサインを出し、出版に至った。
京瀧映美氏は、この事件の首謀者となる以前から、ハンガリーで多くの犯罪的行為によって
ひんしゅくをかっていた。
日系企業を退職する際に、会社のコンピュータの顧客リストなど莫大なデータを盗み、
それを利用して、自らのビジネスを開始した。独立した後も、退職した日系企業の名で顧客にアプローチするなど、同氏のビジネスは、コンセプトもデータも、さらには顧客さえも、すべて退職した日系企業から盗んだものだった。
同氏にとって、窃盗や剽窃、著作権侵害などに罪悪感はなかったのである。
クラーラさんは、京瀧氏に騙されたことへの虚無感と、内容的にもウソだらけの
「自叙伝」出版に心を痛め、体調を崩し、出版2年後に帰らぬ人となった。
その間、子息のフェレンツ氏がもっとも憤慨していたのが、
京瀧氏とその恋人であり部下でもあったタマーシュ・アッティラ氏であった。
タマーシュ氏は、京瀧氏の命令を受け、捏造自叙伝に抗議しようとするクラーラさんを脅迫した。
なお、京瀧氏は、この事件後、日本人男性と結婚して帰国した。
しかし、今もなお、「日本ハンガリーメディアート」という名を使って、
タマーシュ氏とともに、テレビ関係の仕事などをしている。