運転免許の更新の際、運転に支障を及ぼす可能性がある持病のてんかんを申告しなかったとして、
岡山県警交通指導課と玉島署は5日、道交法違反(質問票の虚偽申告)の疑いで、福山市、会社員男性(43)を書類送検した。
てんかんなどの病状を虚偽申告した場合に罰則を科すことは、栃木県で2011年、クレーン車の運転手がてんかんの発作で意識を失い、
小学生6人をはねて死亡させた事件をきっかけに、道交法改正(14年6月施行)で新設された。県警によると、虚偽申告容疑での立件は県内で初めて。
書類送検容疑は1月28日、福山市瀬戸町山北の広島県東部運転免許センターで、免許更新の申請時に回答する質問票で
「過去5年以内に病気などを原因として意識を失ったことがある」との質問項目に対し、
てんかんの発作で意識を失ったことがあるのに「いいえ」を選択した疑い。
県警によると、男性は6月、倉敷市の県道で大型トラックを運転中、車2台とバイクの計3台に追突し、各運転手に重軽傷を負わせた。
事故時の状況について「思い出せない」と話し、ブレーキも踏んでいないことから病気の可能性が疑われ、
捜査の結果、てんかんの持病があることが判明した。容疑を認めている。
事故を巡って男性は5日までに、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の罪で岡山地検倉敷支部に起訴されている。
(2016年10月05日 13時13分 更新)
http://www.sanyonews.jp/article/426860
岡山県警交通指導課と玉島署は5日、道交法違反(質問票の虚偽申告)の疑いで、福山市、会社員男性(43)を書類送検した。
てんかんなどの病状を虚偽申告した場合に罰則を科すことは、栃木県で2011年、クレーン車の運転手がてんかんの発作で意識を失い、
小学生6人をはねて死亡させた事件をきっかけに、道交法改正(14年6月施行)で新設された。県警によると、虚偽申告容疑での立件は県内で初めて。
書類送検容疑は1月28日、福山市瀬戸町山北の広島県東部運転免許センターで、免許更新の申請時に回答する質問票で
「過去5年以内に病気などを原因として意識を失ったことがある」との質問項目に対し、
てんかんの発作で意識を失ったことがあるのに「いいえ」を選択した疑い。
県警によると、男性は6月、倉敷市の県道で大型トラックを運転中、車2台とバイクの計3台に追突し、各運転手に重軽傷を負わせた。
事故時の状況について「思い出せない」と話し、ブレーキも踏んでいないことから病気の可能性が疑われ、
捜査の結果、てんかんの持病があることが判明した。容疑を認めている。
事故を巡って男性は5日までに、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の罪で岡山地検倉敷支部に起訴されている。
(2016年10月05日 13時13分 更新)
http://www.sanyonews.jp/article/426860