“統一教会”解散命令請求で初審問 教団に焦り?“新たな動き”とは…【バンキシャ!】
https://news.yahoo.co.jp/articles/a19f6fea73d3cf05b0ee8208406c50ac5c2b8728

世界平和統一家庭連合いわゆる”統一教会”。解散命令請求の審理が進むなか、22日、国と教団側双方の意見を聞く「審問」が行われた。教団は韓国で布教活動にあたる若者を激励。さらに「解散は不当」と訴える新たな動きを元信者が証言した。【バンキシャ!】

24日、三重県津市の文化施設では、あるイベントが――

バンキシャ
「イベントに参加される方々が会場に入っていきます」

行われていたのは、世界平和統一家庭連合いわゆる“統一教会”の友好団体、そのトップが出席する講演会だ。講演を聞きに来たという人は――

バンキシャ
「審問が行われましたが、どう感じてますか?」

関連イベントに来た人
「そうですね、いきなり言われても…家庭連合の正当性が本当に認められると良いなと思っています」

バンキシャ
「普段の活動に変化は?」

関連イベントに来た人
「すみません、始まるので…」

――この2日前(22日)には、教団の行方を左右する動きがあった。

記者「審問に出席するため教団の関係者が東京地裁に入ります」

日本法人のトップ、田中富広会長が東京地裁へ。裁判所が解散命令を出すか判断するため、教団側と国側双方の意見を聞く「審問」が初めて行われたのだ。時間にして1時間弱。田中会長はこう訴えたという。

田中富広会長
「安倍元首相がテロリストの凶弾に倒れ、その犯人の願いどおりに国家が全権力を動員して、当法人の解散を目指して尽力するなど、極めて異常な事態と言わざるを得ません」

解散命令が下されるか、否か。揺れる“教団のいま”を取材した。

*2月25日放送『真相報道バンキシャ!』より